煮干しの原料となるカタクチイワシは、アミノ酸スコアの高い食品です。
そもそも、アミノ酸スコアをご存知でしょうか?
私たちの体をつくっているものは、水分を除くと、多くはたんぱく質(プロテイン)です。筋トレをしている方が、トレーニング後にプロテインを摂取して、筋肉増強に努めているのは、よく知られていますよね。
ちなみに、たんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されており、1つでも欠けるとたんぱく質を合成できません。
そして、20種類のアミノ酸のうち、体の中で糖質や脂質からつくり出すことができる11種類が非必須アミノ酸です。
人や動物が体内で作ることができない残り9種類を必須アミノ酸と呼びます。この必須アミノ酸は、食べ物から摂取するしかありません。
食品中に含まれる必須アミノ酸が、人の体にとって良いバランスで含まれているかを知る指標として、「アミノ酸スコア」があります。アミノ酸スコアが100に近いほど、「良質なたんぱく質」の取れる食品です。
煮干しになるカタクチイワシのアミノ酸スコアは、生の状態で満点の「100」、煮干しになっても90前後（＊推定）。
いりこには、必須アミノ酸がバランスよく含まれているんです。つまり血液や筋肉をつくる「良質なたんぱく質」を含んでいるんです。
筋トレブームで体を鍛えている方も多いですが、お腹が空いたとき、いりこは間食にぴったり。糖質制限をされている方にとっても、良質なたんぱく質を補給できます。
毎日の健康な体づくりの維持を、いりこは助けてくれるんです。