煮干し生産日本一は長崎県

煮干し生産日本一は長崎県

昔は、日本唯一の玄関口であった出島がある長崎県。当時は多くの外国人が集う、貿易の町として栄えておりました。

その長崎県は周囲を海に囲まれおり、対馬海流に乗ってくる海の恵を色んなカタチで食卓に提供している県として有名です。魚の種類は全国第1位と言われるほど、豊富な魚が数多く集まります。タイにアジ、イカ、トラフグなど、漁獲量でも全国2位を誇る長崎県が、四季折々の美味しい魚で皆様をおもてなししております。その豊かな海で獲れるカタクチイワシを原料に、長崎県では昔から煮干しがよく生産され、現在も生産量は全国一位で、全国の煮干しの約1/4は長崎県産となっています。

その生産量が全国一位を誇る煮干しは、品質も全国で高い評価を得ています。
一般的なカタクチイワシの煮干しをはじめとして、長崎が誇るあじやあご(飛魚)の煮干しも販売されています。生産量も全国1位で高品質な長崎県の煮干しは、他にはないひと味もふた味もも違う深い味わいです。

現在、長崎県で約140軒ほどの加工場がありますが、家族経営の小さな工場が多く、丁寧に、手間をかけられた煮干しが作られています。時間をかけて、愛情がこもっているからこそ、全国でも類を見ない素晴らしい煮干しが出来上がるのです。