ヒシトの東亜物産

ヒシトの東亜物産

「ヒシト」印の東亜物産のサイトへお越しいただきましてありがとうございます。
いりこ(煮干し)の仕入れをしております藤原祥司です。

2020年で創業80周年となる東亜物産は「長崎県漁連指定買受人」です。長崎漁連からの仕入れを許されている、15社のうちの1社です。全国一の生産量を誇る長崎県の煮干し入札会に参加する資格を持ち、買い付けた商品を、産地直送で全国各地のお客さまに販売しております。

私は、お客様が満足する煮干しの仕入れをするには、10年の経験が必要と思います。東亜物産は、代表である父が60年以上、私が30年近い煮干しの目利き経験があり、うまいいりこやちりめんの見極めには絶対の自信を持っています。
長崎県産の煮干しは、他県さんと食べ比べても、贔屓目なしにうまいです。うまい長崎のいりこやちりめんの中でも、私たち東亜物産は「食べて美味しい煮干し」を厳選して、お客様に提供しております。
それは、経験が為せる技だと思っています。

いりこ煮干しの世界は“見た目”が値を決めると言っても過言ではありません。1番人気はサイズに関わらず、脂が少なくて青い色をした煮干しです。一方で、脂があったり、赤く変色したり、魚体が切れているいりこは、値が低くなる傾向にあります。実は、そうした“人気のない”いりこでも、食べてみたら脂がほどよくて味わい深かったり、カリカリとした食感が心地よかったりするものもあるのです。そして、味が良い煮干しは、間違いなくおいしい出汁が出ます。

私の仕入れでの信念は先にも述べました通り、「食べて美味しい煮干し」を選ぶことです。朝から始まる入札では、会場に並んだ箱の中の煮干しを、見た目だけでは判断せず、一つまみずつ食べながら、値を付けていきます。お昼ごろにはお腹いっぱいになり、昼食はほとんど食べたことがありません。この作業を30年近く続けています。

だからこそ、味や品質に厳しい東京・築地の老舗乾物店などのお客様でも、東亜物産が選んだ煮干しは高い評価を受けているのではないでしょうか。

これからも、ヒシトの東亜物産は「食べて美味しい煮干し」をみなさまに届けてまいります。引き続きのご愛顧をよろしくおねがいします。