2021/09/20

長崎の海が大変!ここ数年減少している水揚げ

さて煮干のものすごい栄養価をダラダラと書いてきたわけですが。

ようやく新型コロナ感染拡大もピークアウトが見えてきた!という状況なのに、実は長崎の海は大変なことになっております。

煮干の原料となるカタクチイワシは例年5月連休前後から4-5㎝サイズの小さいものが湧くように獲れはじめ、6月、7月は盛漁期といって、漁師さん、加工業者さん、漁連さんと各地の組合、我々商社、それから運送会社まで朝から晩までテンテコ舞いになるのです。

ところどがここ数年は、水揚げが激減。

そしてついに今年の6月、7月はこれまで経験したことのない水揚げ不振で、特にお盆過ぎから長崎産煮干の入札会(セリ)は週に一回ずつしか開催されておりません。

さらにさらに。週明けから台風14号が接近して、しばらく東シナ海に居座るとの事。

来週も入札会(セリ)は1回しか開けない公算が強くな強くなってきました。

せっかく平戸沖の飛魚、アゴ漁も始まったところに、全くもってハートブレイキングな台風です。

まずは人命に関わるような被害が出ないように願うばかりですが。